お墓を建てる前に知っておきたい墓相と先祖供養の話

一番大切なこと

お墓を建てる前に

お墓の建立に一番大切なこと

以前ある方の紹介で、
まだ未成年の女の子を紹介されました。

彼女は、弟と二人で、
亡くなったお母さんのお墓を建てたいというのです。

幸運にも市の墓地が当たったので、
お母さんが残してくれたわずかなお金で、
何とかお墓を建ててほしいということでした。

母子家庭で
一生けん命育ててくれたお母さんへの思いが
私にも痛いほどわかりました。

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私は、
姉弟で住んでいるアパートの小さな仏壇に手を合わせ
亡くなったお母さんにご挨拶をさせていただきました。

二人のお子さまが、
亡きお母さまの菩提を弔いたいと、お墓を建ててくださいます。

お子さまたちの気持ちを無駄にしないよう
やまもと石材も石屋として
精一杯の仕事をさせていただきます。

どうぞこれからも
お子さまたちをお守りくださいますように・・・。

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市の霊園は、指定の型で、いろいろ決まりがあり、
墓相とはほど遠いものです。

しかし日ごろから私は、
墓相より気持ちが大切だと思っております。

よいお墓づくりのために
私自身、墓相の勉強に励んでおりますが
墓相より先祖に対する供養の気持ちのほうが大切だということは
石屋の仕事を通じて実感していることです。

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納骨の日にある親戚の方が、
自由につけてもよい灯籠を、回りが付けているのを見て
彼女にも付けるように言いました。

彼女から灯籠の依頼がありましたが、
墓相的に良くないことと
まだこれから先、回忌等の供養にお金がかかることを考えて
そちらのほうにそのお金を使うようお話しました。

二人がお金に困ると、一番お母さんが心配するでしょうから。

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決して、無理してお金をかけても、
(死んだ人の)成仏の度合が違うなどということはないと思います。

また、墓相学に沿えなくても、
その人に見合った、気持ちのこもったお墓を建てることが大切です。

 合掌   <戻る>

◇◇◇ 愛媛県松山市の石材店 やまもと石材 ◇◇◇

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