お墓を建てる前に知っておきたい墓相と先祖供養の話

住職のひとこと

吉 相 墓

住職のひとこと

先日、お墓の開眼供養がありました。

このお墓は墓地が手狭だったため、
墓相学でいう吉相墓とはほど遠いお墓となりました。

お世辞にも豪華で立派とは言えないお墓です。

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ところが、
ご住職が帰りぎわに、こうおっしゃられたのです。

「このお墓は、どこの石屋さんが建てられたのですか?
とてもいいお墓ですよ。」

思いがけないご住職のひとことに、思わず感激してしまいました。

たとえ墓相学に添えなくても、
これまでのお墓づくりの経験とカンから
限られた条件の中で、精一杯吉相墓に近づけようとした努力が
報われた瞬間でした。

お寺のご住職たちは
檀家のお墓づくりに、あれこれと口は出すことはありませんが
「よいお墓」と「よくないお墓」を
長年の経験から判断することができるのです。

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別件ですが
やまもと石材でお墓を建てられた方が
ある日、お墓の掃除をしていると、こう声をかけられたそうです。

「お宅のお墓は気持ちのいいお墓ですね」

声の主は、
いつもそのお墓のところを通るおばあさんでした。

後日、その話を、
その家の方から聞いたときには、本当に石屋冥利に尽きました。

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お墓を建てられる方の中には
隣の墓より大きく、高くしてほしい
というような注文をつけられる方もいらっしゃいます。

そのまま注文どおりに
建ててくださる石屋さんもいるでしょうが

このようなことを要求されても、
申し訳ないのですが、どうも私にはピンときません。

先祖供養にお金をかけることは、
とても尊いことなのですが
見栄を張って立派なお墓をつくったからといって
先祖がそれだけで喜ぶというものでもありません。

大切なのは「供養する心」です。

 合掌   <戻る>

◇◇◇ 愛媛県松山市の石材店 やまもと石材 ◇◇◇

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