お墓を建てる前に知っておきたい墓相と先祖供養の話

供養と家運

先祖供養

供養と家運

私がまだ手を合わすことを知らなかった時のことです。

お世話になった方のお孫さんが亡くなりました。

跡取りの男の子で、
とってもかわいかったのをよく覚えています。

とても裕福な家庭だったので
年に何回も海外旅行に行ってらっしゃいました。

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その可愛らしいお孫さんが亡くなったとき
初めてそのお家の仏壇を見たのですが
そのときのショックは未だに忘れることができません。

長い間ほったらかしにされてきたであろう、
小さなぼろぼろの仏壇が、
二階のめったに行かない部屋に置いてありました。

当時手を合わすことを知らなかった私でさえ
先祖に対する、あまりにも無関心な家族の気持ちに
驚きを禁じえませんでした。

その後、新しい仏壇を買われましたが、
やはりまた同じような小さな仏壇が、同じ所に置いてありました。

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お世話になったその方も亡くなり、
最近、偶然その方のお墓を見つけました。

やはり今も供養のことにはお金をかけないらしく、
到底その方のお家には似つかわしくないものでした。

お墓に手を合わせながら
やりきれない寂しさ、悲しさがこみ上げてきました。

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僧侶の父がよく言っていました。
先祖を認めて、初めて跡が続く

修行僧として全国を巡った父のその言葉を
今、石屋としてお墓の仕事をさせていただきながら
あらためて実感しています。

手を合わす供養の気持ちが何より大切です。

そしてその家に見合った、お墓を建てることをお勧めします。

 合掌   <戻る>

◇◇◇ 愛媛県松山市の石材店 やまもと石材 ◇◇◇

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