信仰と供養は別
信仰と供養は別
父は、真言の僧侶ですが、檀家寺は浄土真宗です。
家は代々浄土真宗で先祖供養をしてきており
父もまた、それを受け継いで浄土真宗で供養をしています。
しかし、父個人の信仰の対象は真言宗であり
真言宗の作法による修行を長年続けてきております。
自分個人が修行の対象とする宗旨と
家に代々受け継がれてきた宗旨をはっきり区別をしています。
ですので、お彼岸や回忌等には、
高速で2時間かけて浄土真宗の檀家寺から来てもらっています。
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実は、父の前の代のときに
知り合いの浄土宗のお寺の境内に
お墓をつくってしまい、改宗してしまったということがありました。
その事実を知った父は、
苦労して本来の自分の家の檀家寺を探し出し、
元の浄土真宗に戻したのです。
先祖供養に関しては
家の宗旨・宗派を守るということは、それだけ重要なことなのです。
家が浄土真宗なのに
何故、真言の僧侶に?と思われるかもしれませんが
信仰と供養は違う、ということを
しっかり理解していただきたいと思います。
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